記者会見内容
日大・加害選手の氏名は、宮川泰介くん(20歳)
(Q) なぜ、記者会見するにいたったのか。
(A…本人)
①今月、15日、監督から相手に謝罪することを止められた。
②このままでは、謝罪もできないということで、その後(15日)に弁護士に相談した。
③自分(加害選手)がまだ謝罪していないのに、監督・コーチが謝罪に行ったという話が伝わってきた。
なので、大阪の被害者宅に謝罪に行った。
被害者側は謝罪を聞いてくれた。時間的には約1時間の訪問だった。
記者の質問に対するアンサー(A)
(A…弁護士) 昨日、大学から聞き取りがあったが、加害者側弁護士が、アメフト部からの聴取がないのは、問題である。本人に聞き取りもしていないのに、なぜ公式発表の中の「指導と受け取り側の乖離」なんて話が出るのか。
昨日21日の段階でも、加害選手にアメフト部から聞き取りはない。
(A…本人)
① まず、深く反省している。
被害者と関係者に深くお詫びする。
②今回の試合は3回目で、それまでは、
5月3日の試合で選手から外された。
5月3日にコーチに練習も禁止された。
6月に中国で国際大会があり、日本代表に選ばれていたが、監督に日本代表を辞退しろと言われてそうした。
相手のQBを1プレーで潰せと言われた。
試合のメンバー表に名前がなかった。
井上コーチに「潰しに行け」といわれた。
井上コーチから「思いっきりいけ」と言われた。
井上コーチから、監督は「やらなきゃ、意味がない」と言っていたと指示された。
内田監督が、「こいつのやったことは自分がやらせた。相手のことは考えなくていい。」
井上コーチに「相手のQBが怪我をしたら、秋の大会に出られなくてこちらの得だろ」と言われた。
なので、「潰せ」は「怪我をさせろ」という意味だと思った。
「やるしかないと思った」
相手に怪我させてから、テントで泣いていたら、そこへ鈴木コーチ、井上コーチがやって
きて、泣いていることを責められた。「だからお前はだめなんだ」
(A)指示を断れば、練習には出られなくなるだろうと思った。
(A)アメフトは自分にとって高校からはじめて楽しかった。大学では厳しくて、だんだん嫌いになっていった。
(A)この先、アメフトをやる気はない。
(A)監督に話をできるような立場にない。
(A)試合前の整列で、コーチに「やるしかないぞ」と言われた。
(A)試合後、口止めはなかった。
(A)昨日日大で時聴取された。そこで記者会見をすることを日大側に伝えた。
(A)今まで、事件についての聞き取りは、監督、コーチから一切ない。
(A)「今回の件で、一番勉強になったことは」と聞かれて
じぶんの意思を強く持つことが大切。
全体を通して、内田監督、コーチ陣の非人間的な選手への対応が浮き彫りになりました。
今日の加害選手の記者会見はとても誠実なものでした。
それに比べると、内田監督の記者会見の嘘臭さが、際立っています。
24日の内田監督の答弁書は果たしてどのようなものになるのでしょうか。
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