新幹線のぞみ車内3人殺傷事件。自分は犯人と戦ったか。被害女性を助けた男性は立派

新幹線のぞみ死傷事件。祖母の養子となっていた犯人の家庭環境は』で犯人の家庭環境

に言及したんですが、他に違和感というか、ちょっと気になっていたことがありました。

それは、事件現場になった「のぞみ」車内の様子についてです。

テレビニュースやワイド番組で、現場の車両の模式図が出てきましたが、登場人物は犯人

と被害女性2人(26歳と27歳)と勇敢に犯人に立ち向かった男性・梅田さん(38歳)の

4人だけでした。

負傷・死亡した直接の被害者・加害者は計4人ですので、この4人の位置関係がわかれば

視聴者もおおよその様子がわかるのでそれでいいのですが、どっかに違和感がありまし

た。

結局それは何だったかと言うと、現場となった車両には大勢の乗客がいたのに、模式図に

もアナウンサーの原稿にも他の乗客のことには、ほとんどふれられていなかったいうこと

です。

これに、私、ちょっと引っかかっていたんですね。

それで2チャンネルのスレッドを覗いてみたら、下のJ-CASTニュースの記事の投稿をもと

に大いに盛り上がっていました。

「やっぱりか」という感じ。

私、2チャンネルや5チャンネルの見方や仕組みが、イマイチよくわからないので(専門

用語が大過ぎ😅)普段はあまり立ち寄らないんですけどね。

でも、時間があるとき、ぜひ勉強しようと思ってるんです。

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私が「のぞみ」の事件現場に居合わせたらどうしたか

さて、問題は次の記事です。

新幹線殺傷に「他の男性も応援してほしかった」 ツイート炎上、削除騒ぎに
6/13(水) 20:02配信 J-CASTニュース

神奈川県内の東海道新幹線車内で起きた殺傷事件で、「他の男性客は被害者をなぜ助けに行かなかったのか」などとツイッター上で疑問の声が出て、議論になっている。

一方で、助けに行けば犠牲者が増えた可能性もある、などと反発の声が次々に上がり、ツイートが炎上、削除される騒ぎにもなっている。

■止めに入った男性1人が死亡

この事件では、小島一朗容疑者(22)が座席の両隣の女性にナタやナイフで切り付け、後ろの座席にいて止めに入った梅田耕太郎さん(38)が首などを切られて失血死している。

周囲にいた乗客は、慌てて別の車両に逃げ込んだなどと報じられているが、ツイッター上では、他の男性客もいたはずなのになぜ助けなかったのか、といった趣旨のツイートを中心に疑問の声が相次いだ。

梅田さんの勇気を讃え、追悼の意を示すと同時に、「他の男性陣もすぐさま応援駆けつけして欲しかった」などというのだ。「勇気ある人を守らないで、他の男性が逃げる世の中が恨めしい」「他の誰かが、一緒に立ち向かえば、あそこまでの惨事にならなかった」といった声が続々寄せられている。

アメリカなどだったら、複数の男性たちが立ち向かって犯行を食い止めていたはずだとの指摘もあった。

これに対し、ネット掲示板などで、こうしたツイートに疑問や批判が相次ぎ、炎上してツイートが削除に追い込まれるケースも出てきている。

専門家「どんな行動が最善かは分からない」
疑問や批判としては、「なた振り回してるのに立ち向かうのは、死ぬ気で行かないと無理」「男数人で押さえに行けば止まっただろうけど死体は無駄に増えてただろう」「そりゃ逃げるよ オレの家族は誰が守ってくれるんだ?」といった声が上がった。

また、新幹線の車両内は狭い通路になっていることから、「どんなに大勢いようが対峙する時は一対一」だとの指摘もあった。

他にも「男の命は軽いって言いたいのか」「なんで女性は助けに行かなかったの?」「すげぇ男性差別」といった反発も出ていた。

一方で、「こういう事言いたくなる気持ちは分かる」「目の前で襲われてる状況なら俺は助けたい」「この事件で自分だったらどうするか考えさせられた」との書き込みもあった。

新潟青陵大学の碓井真史教授(社会心理学)は、ヤフー・ニュース(個人)への6月11日の投稿で、梅田さんの勇気ある行動で被害者を最小限に留めたと讃えながらも、「あのとき、どんな行動が最善だったのかは分かりません」と指摘した。

そのうえで、「みんなで力を合わせ、だれも亡くなることなく犯行を止めることができていれば、一番良かったでしょう。けれども、ドラマのように上手くはいきません。冷静で安全な立場にいる人が、緊急事態に直面した人を安易に責める事はできません」と指摘している。

なるほど、このJ-CASTニュースの記事は、大事なポイントを提示していると言うか、私の

気になっていたことがズバリ、テーマになっていました。

私だったらどう行動したかな。

逃げるのか。それとも勇敢な梅田耕太郎さんとともに戦うことができるだろうか。

2チャンネルの反響を見るとほとんどの人が、犯人に立ち向かった梅田さんは勇敢だと褒め

ています。

☆ そこで、現場にいたはずの他の男性はなんで梅田さんを助けなかったのか、逃げずに

戦うことができなかったのかという意見。

☆ それに対して、現場にいなかったくせに、安全なところから勝手なことを言うなとい

う意見。

大雑把に言うとこの2つの意見で炎上していました。

感情的にはどちらの意見もあり得ますよね。

でも私はこの炎上スレに参加する気はなくて、ただ自分がそこにいたらどう行動したか、

の一点で考えていました。

その理由は、私事で恐縮ですが、武道の段位は合計10段を持っていて、普段、何のために

修練しているのかと言うと、究極はこの事件のような極限状態に置かれた時、いかに行動

できるか、自分や仲間の命をいかにして守ることができるかということです。

もちろん現代社会では命をかけた戦闘というものが普通はありませんので、目標は精神の

鍛錬ということで頑張っているんですけども。

ところで犯人の小島一朗は中学か高校の時、剣道をやっていました。ニュースの写真映像

で剣道具を付けている写真がありましたから。

きっとその経験からでしょう。犯行に至る前に、鉈で素振りをしていたという目撃情報が

あります。

それから、テレビ映像で犯人・小島を見たところ、細身ですがガッチリした体格でした。

ああいう体格の男は戦う際、侮れません。

宮本武蔵も相手の様子で、一応の判断をしていました。肌色の浅黒い男は要注意だと言っ

ています。

昔は決闘する場合、相手の太刀筋がわかりませんから、まず、体格や手の大きさや筋肉を

見て一応の予見を持ったのでしょう。

さて、のぞみ車内で私が木刀を持っていたら、鉈を持った犯人と戦闘状態になった可能性

はあると思います。

でもそんなものは持っていません。では素手でどうするか。

私、空手も黒帯ですので、鉈を振りかざした犯人の小島一朗(22歳)と戦うことができた

かどうか。私はまず無理だったと思います。

自分が襲われた場合は、死に物狂いで犯人の顔面と目を正拳突きで、攻撃したかも知れま

せん。しかし、そうでない場合は、あの狭い「のぞみ」車内で、回し蹴りも無理だし、戦

う勇気は出せなかったと思うな。

空手は薩摩藩から武器を取り上げられた沖縄の人たちが、武器に対して拳で戦うことを

考えて編み出した武道です。(ルーツは中国)

しかし、映画のようにはいきません。

勝機があるとすれば、犯人が鉈を振りかぶったその瞬間、懐に踏み込んで、急所攻撃をす

ることですが、結果はどうなるかわかりません。

格闘技をやったことのある人はわかると思いますけど、頭に血が登ったやつほど思わぬ力

を出すし、コワイです。

つまり狂気を持った犯人は、普段以上の力・強さを持っているのです。

先程書いたように、現場に木刀とか杖道に使うような木の棒があれば、私はほぼ戦ったと

思います。

ただし、危機のない安全な場所で思っているだけで、本当のところ、その場に居合わせな

いと、どうなっていたかはわかりません。

もし、木刀で戦ったとしたら、振りかぶって叩いたりはしません。

真剣でもそうですが、切り払ってもなかなか相手に致命傷を与えることはできません。

鉈でいきなり襲ってくるような犯人です。一撃で倒さないと反撃される恐れがあります。

なので、突き技が格段に有効です。

相手の胸板を突き通す勢いと気力で躊躇せず、突きで仕留めます。

実際、木刀なら相手の胸を突き通すでしょう。

本物の戦闘はかような気力で戦わないと、とても勝てるものではありません。

もし、相手が死んだらどうしようなんて躊躇したときにゃ、犯人の鉈の餌食になっている

でしょう。

でも、事件の現場には、木刀なんかありませんでした。

素手で犯人に立ち向かった梅田耕太郎(38歳)さんは、真に勇気ある立派な人でした。

勝ち負けや自分の命のことは忘れて、ただ目の前の被害者を救いたい一心で、体が自然に

動いたのです。

まさに武士(もののふ)の心を持っていた人です。

ご冥福をお祈りします。

(6月18日追記)

御遺族のコメントが発表されました。

ほんとに優しくて勇気ある立派な方を失ってしまいました。

それにしても、「誰でも良かった」と人を殺した犯人が、同じ人間とは思えません。犯人

が精神障害を患っていたとしても、その心の深い闇がいびつな親子関係でさらに深まって

いったことは想像に難くありません。

「世界一優しい夫」=新幹線殺傷で犠牲者遺族
6/18(月) 18:37配信 時事通信
東海道新幹線のぞみの車内で乗客3人が殺傷された事件で、殺害された会社員梅田耕太郎さん(38)=兵庫県尼崎市=の葬儀が終わり、妻と両親が18日、弁護士を通じてコメントを発表した。

「私にとって世界一優しい夫」「胸の張り裂けそうな悲しみと喪失感にただただ涙が流れる」と早すぎる死を悼んだ。

妻は梅田さんとの旅行の思い出などに触れ、「たくさんの優しさと愛をありがとう、安らかに眠ってください」「悲しい事件が二度と起こらない社会になることを強く願う」と記した。

両親は、今でも息子がいなくなったことが信じられないとし、「事件に遭遇してしまったことが本当に悔しくて無念」とつづった。その上で「目の前の危険に手を差し伸べずにいられなかった息子の勇気に、わが子ながら心を激しく揺さぶられている」とした。

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