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電通元社員の高橋まつりさんのツイッターがネット上で炎上しています。

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「電通」に勤めていた高橋まつりさん(当時24歳)が、過労を苦に自殺したことが波紋を広げています。
先週は、高橋まつりさんの自殺が過労が原因との労災認定されたことで、東京労働局と三田労働基準監督署が14日午後、電通本社に対し、労働基準法に基づく「臨検」(強制捜査)に着手しました。

記事によると、高橋さんは会社の指導に従い、残業時間を実態より少なく報告していた可能性があるとのこと。こんなことは絶対に許してはいかんね。
「臨検」でちゃんと証拠もつかんで、会社側の不正・違法行為を暴いてほしいですね。

最近は、経営者側の価値観・情報が圧倒的にたくさん、流されてきます。東京労働局と三田労働基準監督署はしっかりと労働者の立場を守ってほしいです。

<新入社員自殺>電通に強制調査 是正勧告へ 東京労働局
毎日新聞 10月14日(金)13時11分配信

広告代理店最大手・電通の新入社員だった高橋まつりさん(当時24歳)の自殺は過労が原因の労災と認定された問題で、東京労働局と三田労働基準監督署は14日午後、東京都港区の電通本社に対し、労働基準法に基づく強制調査「臨検」に着手した。臨検後、電通の労使協定が認めていない月70時間超の時間外労働など具体的な法令違反を確認した上で是正を勧告(行政指導)する方針。悪質と判断した場合は刑事処分を求める書類を検察庁に送ることも検討する。

電通では1991年、入社2年目の男性社員が過労で自殺したことが問題化した。労働局などはこの時の反省が社内で十分生かされていない点を重視し、臨検に踏み切ることを決めた。労基法上、労働基準監督官は臨検して企業側に帳簿と書類の提出を求め、使用者や労働者を尋問できると規定している。

高橋さんは昨年4月に入社し、同12月25日に自殺。三田労基署は先月、「仕事量の著しい増加で、残業時間が(前月の2.5倍以上に)増大してうつ病を発症し、自殺に至った」と認定した。高橋さんの時間外労働については、過労死ラインとされる月80時間を超える105時間とした。しかし、高橋さんの遺族の代理人弁護士が本社ビルの入退館記録を基に算出すると、最長で月130時間に上ったという。

代理人弁護士によると、電通は社員らに月70時間を超える時間外労働を「勤務状況報告表」に記載しないよう指導していたという。高橋さんは指導に従い、昨年10月を「69.9時間」、同11月を「69.5時間」に減らして記載していた。労働局はこの点についても法令違反の有無を検討する。

 

 

ところで、最近になって、これまで公表されていた高橋まつりさんのツイッターとは別の内容のツイッターがネット上で炎上しています。
彼女の次のツイートを見て、「上から目線だ」的な印象を持った人が多いようです。

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これらツイッターを見た人たちの書き込みは、ほとんどが彼女に対する非難・中傷・批判でした。
【サイト『もみあげチャ~シュ~』参照】

私は、今はアクセスできないこれらツイートを見て、彼女がどんな考えをして生きていたのか、少し分かるような気がしたと同時に、いろんな思いを吐露していた彼女に安心しました。

ツイートでは、やはり東大卒ですから強い自尊心が伺えます。でも東大卒の人は大なり小なり、これくらいの気持ちにはなるのでしょう。

ツイートの中で、帝京大学医学部の女子学生を「めちゃめちゃ、馬鹿」と書いており、この部分もツイートを見た人達に不快感を与えています。そして、今は高橋まつりさん自身がその匿名の人たちの心無い書き込みにさらされています。

誰でも匿名となると、人を非難するときは過激な言葉を使いがちです。ネットの世界はそうした言葉であふれています。

私たちは匿名であっても、人を評価するときは、言葉を選ぶことを忘れないようにしないといかんね。

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