液体金属ウォッチの液体金属って何?液体の金属は水銀だけのはず

ヴィレヴァン(ヴィレッジ・ヴァンガード)が、「液体金属ウオッチ」なるものを売り出

したとの記事『ターミネーター感ハンパない 液体金属がぬるぬる動く腕時計 ヴィレヴ

ァンオンラインに登場 ねとらぼ 2018年4月7日  』を見ました。

気体金属ウオッチ〈出典:ヴィレッジ・ヴァンガードオンラインストア

画像

この記事をを見てまず思ったのは「ウッソー」。

なぜなら、普段私達が生活している環境(大気圧は1気圧前後、気温は20℃前後)で、液

体の金属と言えば、「水銀(元素記号Hg)」しかありませんし、この水銀は猛毒の金属

です。腕時計に水銀を使うことはあり得ません。

☆さて、いきなりのクイズです。

(Q1)天気予報では、ヘクトパスカル(hPa)しか聞きませんが、1気圧(atm)は何hPaでしたでしょうか。
(A)1atm=1013hPa(ヘクトパスカル)です。ちなみに、h(ヘクト)は100倍とい

う意味です。

(Q2)猛毒の水銀の毒性について。…これまでどんな被害があったでしょうか。

(A)水銀の金属単体は蒸気になりやすく(水銀の蒸発温度は48℃)、微量でもこの水

銀蒸気を吸い続けると重篤な水銀中毒になります。

こんな話があります。

ブラジルの奥地で近年、金鉱が発見され、アウトローたちが一攫千金を夢見て、鉱脈を掘

り進んでいたんですけど(多分、今も)、鉱脈から採集した土砂の中から微量の純金を取

り出すのが大変なんですね。ジャングル奥地に精錬工場があるわけないですから。

ところが水銀を使った簡単な方法があるんです。

どうするのかというと、水銀は他の金属ととてもよく溶け合う性質があって、その溶け合

った合金をアマルガムと言います。

そこで、金が微量に混ざっている土砂の中に水銀を入れてかき混ぜると、微量の金が水銀

に溶け込んで、土砂から簡単に金だけを取り出すことができるんですね。

でもこの後、金と水銀の合金(アマルガム)から、金だけを分離しなければなりません。

で、水銀の蒸発温度が低いことを利用して、この金のアマルガムをバーナーで焼くと水銀

だけが簡単に蒸発して後に、金だけが残るってわけです。

こうして、工場のないジャングル奥地でも、手作業で簡単に金だけを分離できるのです

が、労働者たちは、当然、その時の水銀蒸気を吸いますよね。

随分乱暴な金採掘ですが、ブラジルはまだまだ奥の深い国で、アマゾンの奥地は公衆衛生

どころか、今でも無法地帯のようです。

こんなわけで、昔は温度計の液体に水銀が使われていましたが、有毒ですので今は赤い色

をつけたアルコールが使われています。

銀色の水銀を使った温度計を覚えているのはもう、年配の方々だけでしょう。

また、その水銀が化合物となったメチル水銀化合物(有機水銀)は、生物体内への残留性

が高く、熊本県水俣市の工場から流れ出た工業排水中の有機水銀が魚介類に蓄積され、そ

れを食べた市民が「メチル水銀中毒症」となり、重大な社会問題になりました(水俣

病)。

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では液体金属とは何?

ではこの、「ターミネーター感ハンパない 液体金属がぬるぬる動く腕時計」というキャ

ッチコピーにある「液体金属」って何でしょうか。

それで、この「液体金属」が何でできているのか調べてみるのですが、どこにも書いてな

いのです。

企業秘密なんでしょうか。

この「液体金属ウオッチ」を作っているメーカーは、「有限会社シーホープ」という会社

ですので、この会社のホームページを見れば、「液体金属」について何か書いてあるかも

しれません。

有限会社シーホープ

シーホープは1997年アートデザインウォッチの輸入販売を目的として立ち上げられました。
日本国内においてはNo.1のシェアを誇るLEDウォッチ開発等の自社製品および正規代理店を務める輸入デザインウォッチなど、
アート性とデザイン性、そしてユニークさ、斬新さにこだわった腕時計のみを取り扱う会社となりました。
シーホープ直営店two O two(トゥ・オー・トゥ)やインターネットストアも豊富でユニークなラインナップで展開中です。
現在他の腕時計メーカーとは一線を隔した個性的なメーカーとして幅広い年齢層に定評を得ており、
そのインパクトのあるデザインからグッズプレスやREAL DESIGN、POWER WATCH、DIME等数多くの雑誌にも取り上げられております。
また、著名人のファンも多く映画やドラマにも演出とファッションの小道具として多数のデザインウォッチを提供しております。

う~ん。何も書いてないな。

やっぱり企業秘密かな。

私の考えでは、表面張力の大きい液体の中に磁石にくっつく磁性体の微粉末が混ぜてある

と思うんですね。なので時間の進行に合わせて磁石が文字盤を回転していけば、それに連

れて液体も移動していくような構造…。

この液体、宣伝文句だと科学メーカーの協力で作られた特殊な液体だそうな。

では一体、どこが「液体金属なんだ~」

「液体金属ウォッチ」を買いますか

「液体金属ウォッチ」は文字盤が二重の輪になっており、内側が分針、外側が時針を表す

構造をしています。

特殊な液体が自由自在にその形を変え、時刻を知らせるようになっています。

価格は3万1752円~3万2184円(税込)ですが、皆さんはお買いになりますか。

面白い時計ですが、時刻を知るにはちょっとわかりにくいですね。

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