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死刑囚2名の死刑執行で残された確定死刑囚は109人。あなたは死刑賛成、反対?

この12月、2名の死刑が執行されて、1月以来、今年の死刑執行人数が15人となりまし

た。これで残っている確定死刑囚は109人になったそうです。

死刑囚2人の刑執行=元組幹部ら、山下法相下で初-7月のオウム以来・法務省 時事ドットコム 2018年12月27日』

執行されたこの2名は、30年前に投資顧問会社元社長ら2人を殺害して、強盗殺人の罪で

死刑が確定した元暴力団幹部河村啓三(60)と元投資顧問業末森博也(67)。

2004年に最高裁が上告を棄却して死刑判決が確定していたので、死刑確定後14年、事

件後30年も経ってから死刑が執行されたことになります。

正直、死刑執行までが長すぎる!・・・と思います。

物的証拠も十分で、被告も証拠に矛盾しない自供をしていて冤罪の可能性がなければ、す

ぐに死刑を執行しても何の問題もないはず。それなのに、死刑執行のたびにマスコミが大

きく取り上げるのは、日本の死刑制度について、弁護士会など反対する人や外国からの圧

力があるからなんでしょう。

目次

死刑制度存廃に関する主張

それぞれの主張が興味深いので、資料の抜粋を引用します。

皆さんには、死刑廃止論、それとも死刑存置論、どちらの主張が心にスッと入ってくるで

しょうか。

私はかねてから言ってますけど、死刑制度を積極的に支持しています。

何故かと言うと、刑罰は殺人犯のためにあるのではなく、殺された被害者のため、そして

愛する家族を失った被害者遺族がより良く生きていくためにあると考えているからです。

罪刑法定主義とかは勉強したけれど、刑罰が誰のためにあるのかはちょっと記憶にないの

で、講学上はどうかわかりません。

でも、殺人犯を罰するのは残された被害者遺族のためにこそあると思うんですよね。

次の資料で死刑制度反対論、賛成論を見ていきましょう。

〈参考・引用元:死刑制度の存廃に関する主な論拠

1 死刑廃止の立場

① 死刑は野蛮で、残酷だから廃止すべきである。

イスラム刑法ではこんにちでも,刑罰の手段として指を切ったり,耳を削ぐこ 「とが規定されています。このような刑罰は野蛮だとだれでもおもいます。

ところが死刑は身体の一部どころか命という,すべてを奪いとる刑罰なのです。これ以上に野蛮で残虐な刑罰があるでしょうか (菊田幸一「改訂版死刑廃止を考える 岩波ブックレットNo.306 。」)

② 死刑の廃止は国際的潮流であるので、我が国においても死刑を廃止すべきである。
③ 死刑は、憲法第36条が絶対的に禁止する「残虐な刑罰」に該当する。

憲法第36条 「公務員による拷問及び残虐な刑罰は,絶対にこれを禁ずる 。」

④ 死刑は,一度執行すると取り返しがつかないから、裁判に誤判の可能性がある以上、死刑は廃止すべきである。
⑤ 死刑に犯罪を抑止する効果があるか否かは疑わしい。
⑥ 犯人には被害者・遺族に被害弁償をさせ、生涯、罪を償わせるべきである。

死刑にしないで生かしておいて被害者賠償や悔悟の生活を送らせたほうが刑罰 目的に合致しています (菊田幸一「改訂版死刑廃止を考える 岩波ブックレットNo.306 )」

⑦ どんな凶悪な犯罪者であっても更生の可能性はある。

正常人であるかぎり,よほど性格の偏した人でも,私は人格形成の可能性は無限であると信じたいのであります。そうすれば 死刑-少なくともその執行はどうしても否定せざるを得ないのです (団藤重光「死刑廃止論第6版 」)

2 死刑存置の立場

① 人を殺した者は,自らの生命をもって罪を償うべきである。

人を殺害したのであれば (その犯罪者は)死ななくてはならない。これには 「正義を満足させるどのような代替物もない。苦痛に満ちていようとも生きていることと死とのあいだに同等といえるところはない 」(エマニュエル・カント )『カント全集11岩波書店』

② 一定の極悪非道な犯人に対しては死刑を科すべきであるとするのが、国民の一般的な法的確信である。
③ 最高裁判所の判例上、死刑は憲法にも適合する刑罰である。

最高裁判所昭和23年3月12日大法廷判決「死刑は ・・・まさに窮極の刑罰であり,また冷厳な刑罰ではあるが,刑罰としての死刑そのものが,一般に直ちに同条(憲法第36条)にいわゆる残虐な刑罰に該当するとは考えられない。」

④ 誤判が許されないことは,死刑以外の刑罰についても同様である。

誤判の回復しえないのは,ひとり死刑に限るものではない。他の種類の刑罰にあっても,程度こそ異なれ,回復できないことにおいて変わりはない 。

⑤ 死刑制度の威嚇力は犯罪抑止に必要である。

人間は本能的に生を欲する ・・・そうである限り,死刑の存在は罪を犯そうとする者にとっては,大きな心理的抑制力をもつ。

⑥ 被害者・遺族の心情からすれば死刑制度は必要である。
⑦ 凶悪な犯罪者による再犯を防止するために死刑が必要である。

死刑の抑止力に関しては特別抑止効の視点も重要である ・・・何人殺しても死刑にはできないという理屈は,犯人を死刑にしておけば助かった可能性のある被害者の生命をあまりにも軽視するもので承服し難い(椎橋隆幸「日本の死刑制度について」現代刑事法25号)

死刑廃止論の根源的なところは、国家が裁判で法的手続きを踏んだからといって、人を

殺していいのかという問いかけもあったと思います。簡単に言えば合法的な殺人なんかあ

りえないといういうことでしょうか。

さて、死刑廃止論の中で一番、説得力のないのは、「どんな凶悪な犯罪者であっても更生

の可能性はある。」という主張でしょう。

何の落ち度もないのに、いきなり命を奪われた被害者はどうなるの、被害者遺族はどうな

ってもいいの、と反論せざるを得ません。

死刑廃止論者は概して、被害者側の救済についてはあまり考えていないように思います。

人を自分の欲望のまま何人も殺しておいて、「僕はこれから心を入れ替えるので、死刑に

ならずに生きていく権利を有する。そして、刑期が終了すれば社会に出て有意義な人生を

生きる権利を有する。」なんて言い分があっていいものですかね。

なので、死刑廃止論者の弁護士は時として、馬鹿げた主張をしてくるときがあります。

こないだ12月19日、「寝屋川市中1男女殺害事件」の一審判決で、被告に死刑判決が出ま

したが、弁護側の主張の中に「殺人の故意はなく、被告が女子中学生の口を手で塞いでい

たら手が滑って窒息死させてしまった。」というのがありました。弁護士ともあろうもの

がよく言うよ。

もっとひどいのは、昔、「光市母子殺人事件」というのがありました。

犯人もひどかったけど、この犯人を弁護する弁護団の主張もひどいものだった。

弁護士の人間性を疑うね。

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