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日本人が外国籍を取得したら日本国籍喪失。差別的な規則なの?

国籍問題は、蓮舫議員の二重国籍問題のとき、ずいぶん話題になりましたが、またニュー

スがありました。

欧州在住の元日本国籍保持者の8人の方々が、日本国籍の回復を求めて、来月、東京地裁

に訴訟を提起するというのです。

【関連投稿:蓮舫氏の二重国籍、問題点はどこに?二重国籍は総理大臣になれないの?

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「外国籍を取得したときは日本の国籍を失う」は不合理?

原告側は、「日本国民は、自己の志望によつて外国の国籍を取得したときは、日本の国籍

を失う」と規定されている国籍法11条1項の有効性を争うということです。

法的な意味は色々あるのでしょうが、庶民感覚でこの条項を読めば、そんなに差別的な取

り決めのようには思えないのですが、いかがなものでしょう。

憲法下には様々な下位法があるので、2カ国間における調整もあるのでしょうが、二重国

籍状態を認めるというのは、国民の義務と責任から考えると、2カ国で義務と責任を果た

すというのは大変なことではないかな。

原告側は、”現憲法13条の「国民の幸福追求権」や22条2項が保障する「国籍離脱の

自由」に基づき、「国民は日本国籍を離脱するか自由に決めることができ、外国籍を取っ

ても、日本国籍を持つ権利が保障されている」として、条項が無効だ ” と訴えているとの

ことですが、この理屈はよくわかりません。

憲法第二十二条第一項には「何人も、公共の福祉に反しない限り、居住、移転及び職業選

択の自由を有する。」

第二項には「何人も、外国に移住し、又は国籍を離脱する自由を侵されない。」と規定さ

れています。

原告の皆さんは、第二項で保障されているとおり、自らの意志で「外国に移住し、又は国

籍を離脱」したのであって、憲法は日本国籍を離脱した後も日本国籍を認めるとまでは

言っていないし、離脱した後は当然、外国人になることを想定していると思うのですが。

8人の方々が、外国に移住し外国籍を取得されたのには、それぞれ深いご事情があるので

しょうが、個人的な事情というのは誰にもあるのであって、現状の憲法・国籍法の解釈を

変更しようというのは、ちょっと勝手すぎるのではないかという印象を持ちました。

もし、日本国籍の方を大切にされるのであれば、日本国籍を離脱してはいけなかったので

はないでしょうか。(でもまあ、いろんなご事情があったのでしょうね)

【言及した記事】
「外国籍取得したら日本国籍喪失」は違憲 8人提訴へ
2/25(日) 5:16配信 朝日新聞デジタル

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