記者会見で菅官房長官を追い詰めた女性記者は東京新聞社会部記者!よくやった!

最近、森友学園や加計学園に関する政府の記者会見を見ていて、質問する記者の皆さんの追求が
どうにも甘くて、何でもう一歩踏み込んで質問しないのかと、悔しい思いでいました。
最近の記者の皆さんは自民党ににらまれるのが、怖いのかな。
ところで、その自民党国会議員の皆さんも、安倍総理が右と言えばみんな右を向いてしまいま
す。憲法9条や共謀罪関係で、自分の考えを持っていないのですかね。
こういうわけで、少し冷めた思いで記者会見を見ていたのですが、こないだの菅官房長官の記者
会見は違っていました。
ある女性記者が勇気を持って、「総理のご意向文書」を「怪文書」と切り捨てた菅官房長官に食
い下がり、矢継ぎ早に次の質問を繰り出して、菅官房長官を追い詰めたのです。

安部総理に、不十分ながらも「文科省に再調査をさせる」と言わしめたのは、この女性記者の追
求が転機だったと思います。
 この女性記者の追求に胸のすく思いをしましたので、どこのどういう女性記者さんかなと興味
を持っていました。
 
 皆さん、同じ思いだったようで、次のような記事がありました。
件の女性記者は、望月衣塑子(もちづき・いそこ)さんという東京新聞社会部の記者さんだった
んですね。
 
会見で食い下がった東京新聞記者 菅官房長官を動揺させた突破の質問力〈AERA〉

望月衣塑子(もちづき・いそこ)/慶應義塾大学法学部卒。東京新聞社会部記者。千葉、神奈川、埼玉の各県警、東京地検特捜部などで事件を中心に取材。著書に『武器輸出と日本企業』など(写真:望月衣塑子さん提供)

 委員会採決省略の強行採決、実在した「怪文書」……。「安倍一強」のもと、自民党はなぜここまで傲慢になってしまったのか。その源流を「政・官の関係」「派閥弱体化」「小選挙区制」の現場で考察し、いかにして現在の一強体制が作られていったかを明らかにする。AERA 2017年6月26日号では自民党を大特集。加計学園問題にからむ記者会見で、菅官房長官を動揺させ話題となった、東京新聞の望月衣塑子に話を聞いた。

望月衣塑子記者も私たちと同じ思いだったことをうれしく思いました。
彼女は記事の中で次のように述べています。

なぜ、こんなに追及が甘いのだろう? テレビで菅義偉官房長官の記者会見を見て、もやもやとした歯がゆさを感じていました。私は加計学園問題の取材を進めるなかで、キーマンは菅官房長官ではないかと考え、発言を注視してきました。しかし、文書を「怪文書のたぐい」と切り捨て、「再調査は必要ない」と繰り返すばかり。記者も二の矢、三の矢の質問をしない。これでは政府は動くわけがないと危機感が募りました。

私は政治部でなく、社会部の記者です。社会部で警察や検察の幹部とやりとりをしてきたなかで、執拗に質問しないと、肝心なことを答えないことを、身に染みて知っています。答えをはぐらかし、時にはウソもつかれます。

官房長官会見での質問は1社あたり2、3問程度と低調な印象。番記者が官房長官を囲んで事実関係を確認する場もあり、記者は「後で聞けばいい」かもしれませんが、それでは国民に伝わりません。

会見で、私は「再調査をしない理由」を繰り返しただしました。菅官房長官もはぐらかすのですが、「総理、官房長官が(再調査不要と)判断したのでは」という問いには「あり得ません」と語気を強め、「現役の文科省職員の証言はウソだと思うか」との質問には、「ウソだとは言っていない」と即座に言い返すなど、明らかな変化もありました。会見が短くなったり、質問は1社1問までと制限が厳しくなったりと、官邸の嫌がらせを危惧する番記者がいたかもしれません。各社の主張の違いはあっても、権力監視の観点では記者側は一枚岩になるべきです。

望月衣塑子記者の次の言葉を記者の皆さんは大切にしてほしいですね。
「官邸の嫌がらせを危惧する番記者がいたかもしれません。各社の主張の違いはあっても、
権力監視の観点では記者側は一枚岩になるべきです。」
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