蓮舫氏の国籍放棄問題について、わかりやすい良質の記事が出たよ!

これまで、蓮舫氏の国籍について問題提起がなされる中で、私も次のブログ
蓮舫氏の二重国籍、問題点はどこに?二重国籍は総理大臣になれないの?
蓮舫議員の「二重国籍」疑惑の続報。雑誌「CREA」の記事には!

を書きましたが、それでも「結局どうなの?」というはっきりしない部分が
ありました。雑誌「CREA」の記事も「過去形で述べたのに、そこが現在
形になっていたとか・・・・云々」と書かれているし。本当はどうなの?

ところが、今朝、ネットを見ていると、蓮舫氏への
「Yahoo!ニュース編集部の単独インタビュー」という
ニュースがでており、読んでみるとしっかりとしたイン
タビューで、これまでよくわからなかった部分が的確
に質問されており、良質な記事だと思いました。

国籍放棄問題の渦中にある蓮舫氏、単独インタビュー
9月9日(金)7時0分配信 (ジャーナリスト・野嶋剛/Yahoo!ニュース編集部)

民進党代表選に立候補している蓮舫代表代行(48)について、台湾籍を放棄しているかどうか問題となっている件で、本人の蓮舫氏が8日、Yahoo!ニュース編集部の単独インタビューに応じ、この問題の経緯などについて詳細な内容を明らかにした。

蓮舫氏は15日に投開票が行われる民進党代表選で優位な戦いを進めており、民主党時代を通して初めての女性代表が誕生する可能性も高まっている。一方で、「二重国籍」ではないかという指摘によって、将来の首相を目指す立場になる党代表としての適格性を疑問視する意見や報道も出ており、その「真実」に対する関心が集まっている。(ジャーナリスト・野嶋剛/Yahoo!ニュース編集部)

蓮舫氏が直面した1985年の国籍法改正

地方遊説の合間を縫って東京に戻った蓮舫氏は、8日、永田町の参議院会館事務所でインタビューを受けた。トレードマークの白いスーツは相変わらず。一連の国籍放棄問題について、手元にそろえた古い国籍関係の資料も参照しながら、記者の質問に一つずつ答えた。

蓮舫氏の父親は日台間で台湾バナナなど果物の貿易を営む謝哲信という名前の台湾人だった。結婚した相手で蓮舫氏の母親は資生堂関係の仕事をしていた斉藤桂子さんという日本人だった。日本で出会った2人は結婚し、1967年、長女として蓮舫氏が生まれた。

1985年、日本の国籍法が改正され、それまで国際結婚の場合、子どもは父親の国籍しか取得できなかった制度(父系血統主義)が、両親どちらかが日本人ならば日本国籍を取得できる制度(父母両系血統主義)に変更された。ここで問題になったのが、母親が日本人で外国籍とされてきた未成年の子どもたちだ。経過措置として3年間は法務大臣への届けで日本国籍を取得できた。そんな状況に蓮舫氏は直面した。

――1985年の国籍法改正をきっかけに、蓮舫さんは日本国籍を取得した、という理解でいいでしょうか。

そうです。日本の国籍取得です。

――1985年以前の日本の国籍法は、国際結婚の子どもは父親の国籍しか選ぶことができませんでした。ということは、生まれてから17歳になった1985年まで、中華民国籍(以下、台湾籍と呼ぶ)だったということですね。

そうです。ただ、(日本と中華民国が断交した)1972年以降は、国籍の表記としては「中国籍」となっていました。

――これまでのメディアの取材で「生まれたときから日本人だった」と語ったことがありましたが。

この間、ネットなどで私の家族を攻撃するような、いわれなき書き込みがあったので、あえて私の気持ちとしては日本で生まれて育って日本の風土で育まれたという気持ちを話しました。ですが確かに法律上は17歳から日本人になっています。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・(以下略)

引用が長くなりましたので、ここまでにします。
ここまで、読んでも一定の経過はわかりますね。

ただ、蓮舫氏は、これまでのメディアの取材で「生まれたときから
日本人だった」と語ったことがあるようですので、こうした事実と違う
発言(嘘)が、今回の騒動を助長したように思います。

蓮舫氏は、その時の心境を「この間、ネットなどで私の家族を攻撃するような、いわれなき書き込みがあったので、あえて私の気持ちとしては日本で生まれて育って日本の風土で育まれたという気持ちを話しました。」と語っています。

お気持ちは察しますが、「嘘」ではなく、「法律上は17歳から日本人になっています。」という事実を明言すべきだったですね。
なぜなら蓮舫氏は大臣も経験した国会議員というお立場ですから、これからも
良きにつけ悪しきにつけ、プライバシーは世間にさらされていくと思います。

我々国民が知らなければならない情報以外の非常に個人的なことまでも、マスコミが勝手にさらしていくことがあって、このことは良くないことなんですが、政治家はその点、芸能人とよく似た存在なのでしょう。

政治家も芸能人も、「名前が売れてなんぼ」、「話題になってなんぼ」という
側面があるので、やむを得ないのかもしれませんが、それでも一個人として人
に触れられたくない大切なプライバシーは必ずあるはずです。

そこのところを本当はそっとして置くのが、良識、マナーであって、
それを踏み外す不躾なマスコミ関係者が多いのは、残念です。
女子アナのカーセックス報道は有りか?『FRIDAY』記者の覗き見記事。出歯カメ報道?

個人の国籍問題は非常にナイーブな事柄で、学校で生徒たちにこの点を話題にするときには、個人の人格を尊重するとともに細心の注意を払って指導します。
今回の件では蓮舫氏には様々な思いが、あったはずです。

【次に国籍法について】
まず、デジタル大辞泉には、簡単に次のように書いてあります。
「日本の国籍の取得および喪失に関して規定している法律。明治32年(1899)公布、昭和25年(1950)全面改正。」

明治32年に公布された法律ですから、戦後の新憲法に合致するわけがなく、昭和25年の全面改正は当然のことですね。

法務省のサイトで、初めて国籍法全文を読みました。
次に、その一部を引用します。

国籍法
(この法律の目的)
第一条 日本国民たる要件は、この法律の定めるところによる。
(出生による国籍の取得)
第二条 子は、次の場合には、日本国民とする。
一 出生の時に父又は母が日本国民であるとき。
二 出生前に死亡した父が死亡の時に日本国民であつたとき。
三 日本で生まれた場合において、父母がともに知れないとき、又は国籍を
有しないとき。
(認知された子の国籍の取得)
第三条 父又は母が認知した子で二十歳未満のもの(日本国民であつた者を除
く。)は、認知をした父又は母が子の出生の時に日本国民であつた場合において、
その父又は母が現に日本国民であるとき、又はその死亡の時に日本国民であつ
たときは、法務大臣に届け出ることによつて、日本の国籍を取得することができる。
2 前項の規定による届出をした者は、その届出の時に日本の国籍を取得する。

第二条では、「出生による国籍の取得」が定められています。

『第二条 子は、次の場合には、日本国民とする。
一 出生の時に父又は母が日本国民であるとき。』

ところで、蓮舫氏はこの部分(父母両系血統主義)が、昭和59年の改正により規定された時にはすでに17歳であったため、この条項には該当しません。
そこで、外国籍であった未成年の子どもたち(蓮舫さんたち)には、経過措置として3年間は法務大臣への届けで日本国籍を取れるようにしたようです。

でも、この第二条をすでに出生していた蓮舫さんに適用すれば、そのまま問題はないように思うけど、蓮舫さんが生まれた時まで、遡及(そきゅう)させることができなかったのかな。

刑法には、その大原則として、『法律不遡及の原則』というものがあります。こうした概念と関係しているのかな?

どういうことかというと、ある行為をしたときに適法であったことは、後になって法改正でその行為が犯罪行為として定義されても、遡っては処罰されないというものです。
これ結構大切な原則で、「法律不遡及」がないと、後で権力を握った連中が適当に法律を変えて、以前の行為を犯罪行為にしてしまい、合法であった行為をした人たちを後から作った法律で、どんどん刑務所にぶち込めることになってしまいます。

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