女性教諭(27)を強盗容疑で逮捕!現段階の実名報道は適正か?

 スーパーで万引きした女性教師が、警備員に暴行したとして事後強盗の疑いで、平成29年4月9日、現行犯逮捕されました。
女性教諭を強盗容疑で逮捕=万引き注意の警備員暴行―神奈川・小田原…時事通信 4/10(月) 0:34配信】 

逮捕された女性教師は、神奈川県箱根町立湯本小学校教諭、小島早都未(さとみ)容疑者です。

この「時事通信」の記事タイトル『女性教諭を強盗容疑で逮捕・・・』は非常にセンセーショナルな内容です。

まず『女性教諭強盗容疑で逮捕・・・』を見た瞬間、読者は、「ええー、女の先生が強盗?ナイフでもかざして、押し入ったの?」と思ってしまいます。

しかし、続く文言は「万引き注意の警備員暴行」となっており、さらに本文を読んでいくと、万引き後の「事後強盗」となっています。暴行の内容も「警備員の腹を踏みつけるなど」となっています。

最初の文言は、非常に凶悪な強盗犯をイメージさせる文言ですが、最後まで読むとかなり違った状況が考えられます。

※事後強盗について
事後強盗とは、最初はコソ泥が盗み(窃盗罪)で民家に入ったが、家人に見つかり、とっさに家人を殴って逃げたような場合です。ただし、刑法上、事後強盗であっても、強盗には違いありません。

この女性教諭の事後強盗の場合、次のようなケースが考えられます。

「万引きをしたところ、警備員に見つかった。気が動転してその場から逃げようとして、警備員の制止を振り切った。その際、警備員が転んだため、その警備員をまたいで逃げようとして、またぎきれずに警備員を踏みつけてしまった」

このようなケースでも、「警備員の腹を踏みつけるなどの暴行をした」ということになります。

小田原署は、小島早都未容疑者(27)の認否も明らかにしていませんし、もし、単なる窃盗であった場合、現段階でこのような事件を本名も明らかにして、『女性教諭を強盗容疑で逮捕』などと報道する社会的意義があったのでしょうか。

そもそも、裁判で有罪が確定するまでは、推定無罪です。

なぜ、早々と、実名で強盗容疑と報道したのでしょうか。

それは、教師だったからです。しかも若い女性だったからです。

万引き(窃盗)が軽微な罪だなどとは決して思っていません。
万引きをした時点で、教師失格です。

しかし、もし、事実誤認があったとしたら、この女性の今後の人生を抹殺したに等しい記事です。

この短い記事は拙速に過ぎた感がしてなりません。

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