公務員より偉い議員さん!なんで議員はそんなに偉いの?

「森友学園問題」・「加計学園問題」に係る公務員・官僚の詭弁を弄した国会答弁をみて、

最近の公務員はどうなっているの?と呆れるばかりでしたが、あんな答弁・態度を取る

彼らの原動力はどこからくるのでしょうか。(政治家の答弁も変なのが多いですが)

上からの命令?

自己保身?

国民・庶民をバカにしている?

これらが絡み合っての答弁・行動なんでしょうが、そもそも彼ら公務員はどんな感覚なんで

しょうかね。

世の中が安定した江戸時代で言うと、武士階級が今で言う公務員ですので、身分的にも庶民の

上に位置していたことになります。庶民から見るとまさに「お上」という存在。

明治維新後、廃藩置県・廃刀令を経て武士階級が廃止されて、それに代わる公務員が出現し、

実権を握った薩長出身の元下級武士たちは、官僚の給料を現在とは比べ物にならないほど高

く設定しました。

したがって、官僚たちは高給取りで庶民とはかけ離れた生活をしており、下級官吏である

警察官も戦前はずいぶん威張っていて、「おいコラ!」警察と言われたりしていました。

ところが、戦後、70年経って、その公務員が、議員さんに頭が上がらないという状況に

なっているようです。

それは、最近、報道された熊本市の市議会議員・北口和皇氏の暴言やパワハラ、不当要求の

問題からもわかります。

議員圧力、市側の過剰配慮 波紋広がる 熊本市議に4回目辞職勧告へ 市長は減給を表明 西日本新聞〉

北口和皇(かずこ)市議は2015年以降、自身の傍若無人なふるまいについて、3度にわたり

辞職勧告をされており、それでも辞職せず、今度4回目の辞職勧告がなされるという。

それで、大西市長が市議会で「組織として毅然(きぜん)とした態度を取れなかった」と陳

謝して、自身と副市長の減給を表明したのです。

確かに、熊本市の職員が、北口市議の不当要求を何年も認めていたのですから、監督責任の

ある市長や副市長は自ら責任を取る立場にあります。

しかし、もっとしなければならないことがあるように思うんです。

北口市議が、代表理事を務める市漁協の業務委託契約や補助事業5件について、外部監査人

が「不適正」と判断したんですよね。

「北口氏の強い働きかけで行われた」「市幹部職員が唯々諾々と従う中で事業の必要性の検討

が忘却された」などと外部監査人が報告しています。

この報告に基づいて、市長は業務委託費など約122万円の返還を市漁協に求めましたが、

この122万円に違法性はないのでしょうか。

記事によると、元市幹部は「多くの職員は議員を怒らせると面倒だという心理が働く。

良くない要求と感じてもなかなかノーと言えない」と述べています。

つまり、熊本市の職員側が、北口市議に要求されていないのに、勝手に(忖度して)返還を

求めなければならないような122万円を支出していたことになります。

とすると、それはそれで市職員側に何らかの違法性が出てくるのではないでしょうか。

ところで、市職員は、何故、不当な要求に対してノーと言えなかったのでしょうか。

それは、「ノー」と言えば、北口市議に仕返しを必ずされるであろうし、それは人事等に

おける不利益処分になって現れると公務員が考えているからでしょう。

ましてや、市長自ら「毅然とした態度を取れなかった」と言っているくらいですから、

一職員が横暴議員に「ノー」と言って逆らえるはずがありません。

つまり、この問題は熊本市の構造的な問題だったということでしょう

 

大西市長は「組織として毅然(きぜん)とした態度を取れなかった」と陳謝・反省

していますので、今後は、市職員や市民の先頭に立って、北口氏のような市民の利益に

反する議員を早急に辞職させる法的手段を講じるべきでしょう。

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