文書改ざんをやった嘘つき財務省が、セクハラ被害女性に対し、「不利益が生じないよう
に配慮するから、セクハラ被害を受けましたって手を上げてね」と報道各社に驚きの要請
をしました。
国家公務員試験の成績上位者から財務省に配属されるらしいが、こんなアホな要請を発表
するとは、どんだけバカ集団なんだ!
ホント、開いた口が塞がらないとはこのことです。
「ハイッ、被害を受けました」なんて誰が手を挙げるか
これって、女性からレイプ被害の訴えがあったとき、訴えを聞いたお役所・警察が、詳し
い事情を聞きたいから、「レイプされた女性はハイって手を上げてね。」と言ってるのと
同じでしょ。
財務省はアホか?
まあ、嘘つきだということは、文書改ざんの一件でわかってるけど。
レイプ被害はもとより、セクハラだって被害者は家族にさえ、なかなか言えないもの
です。
セクハラを受けたとき、堂々と被害を訴えることができなかった自分への情けなさ、
周りの人を事件に巻き込んで迷惑をかけるかもしれない、一人自分さえ我慢すればという
気持ち、そういう状況の中で、誰が「ハイッ、私、被害を受けました」なんて、手を挙げ
るでしょうか。
そもそも、嘘つき財務省のトップ・福田事務次官を財務省の誰が事情聴取したのでしょう
か。
部下しかいないでしょ。
なので、事情聴取は、部下が福田事務次官に対し、「福田事務次官様、セクハラは本当に
なさったのでしょうか。あなた様がするわけないですよね・・・・」みたいなことだった
のではないかな。
これでは福田事務次官が「私、セクハラをやりました」なんていうわけないですよね。
もともと、素直に「ハイ、私が悪うございました」なんてことを言わない押しの強い人だ
ったらしいから。
ところで、もし、財務省が、セクハラ被害女性が申し出ることはないだろうと踏んで、こ
んな馬鹿げた要請を発表したとしたら、ホント許せないですね。
私は週刊新潮報道の方が真実だという立場でこのブログを書いているのですが、日本音響
研究所の鈴木所長が新潮の音声データを解析すると、90%以上の確率で本人の声だと言
ってました。
週刊新潮の第2砲を待ちたいと思います。
福田次官セクハラ疑惑 財務省、異例の要請 告発女性記者に調査協力呼びかけ
4/17(火) 7:55配信 産経新聞■識者「報道の鉄則に理解ない」
「週刊新潮」で報道された財務省の福田淳一事務次官による女性記者へのセクハラ疑惑について、16日に文書で報道内容を否定した福田氏は、出版元の提訴も辞さない強気な姿勢だ。セクハラ発言とされる音声データについては「(普段から)お店の女性と言葉遊びを楽しむことはある」と、相手が女性記者だったことを否定。一方、同省は告発した女性記者に調査協力を呼びかけるなど異例の対応を取っている。
◆最高裁「拒絶できる」
「福田事務次官との間で週刊誌報道に示されたようなやりとりをした女性記者の方がいれば、調査への協力をお願いしたい」
財務省は16日、福田氏に対する聞き取り調査の結果を公表すると同時に、同省の記者クラブ加盟各社に対し、社内で女性記者本人に手を挙げることを呼びかけるよう文書で要請した。
官民問わず、報道機関に対して独自の取材行為の内容が明らかになるような協力要請を行うことは「取材源の秘匿」の観点から極めて異例だ。
平成18年には、民事裁判で取材源に関する証言をNHK記者が拒んだ問題で、最高裁が「報道関係者は原則として取材源に関わる証言を拒絶できる」との決定も出している。
同省は協力を得るに当たって「不利益が生じないよう、責任を持って対応させていただく」と念を押しているが、作家の佐藤優氏は「当事者の女性記者に『名乗り出ろ』というのは、やっていることが異常」と非難。立教大の服部孝章名誉教授(メディア法)も「取材源の秘匿というジャーナリズムの鉄則への理解が全くない」とし、学校法人「森友学園」に関する文書改竄(かいざん)問題を挙げて、「嘘を突き通してきた組織が、よくそんなことを言えるなと思う。相手の女性記者が誰かは事務次官に聞けばいい話だ」と断じた。
財務省OBで嘉悦大の高橋洋一教授は、新潮の記事で複数の女性記者が福田氏によるセクハラを告発しているとして「報道各社がセクハラを事実と認識しているなら、事実をしっかりと報じるべきだ」と指摘。財務省側の調査協力の呼びかけには「応じるべきだ」との見解を示した。
◆「大物の傲慢さ根底」
今回の問題をめぐっては、国の予算をつかさどり「最強官庁」と称される財務省の事務方トップが、女性に極めて品位のない発言をしていたことへの批判もある。セクハラ問題に詳しい大阪大大学院の牟田和恵教授は「『自分は大物』という傲慢さが根底にある」との見方だ。
福田氏は聞き取りで、発言相手が女性記者だったことを否定。その上で「普段から音声データのような発言をしているのか」との問いには、女性が接客する飲食店に行くことがあるとして、「お店の女性と言葉遊びを楽しむようなことはある」「仲間内の会話で、相手から話題を振られたりすれば、そのような反応をするかもしれない」と回答した。
「『言葉遊び』という表現は、まさしく本人の正直な思い」と牟田教授。「言葉遊び、距離感を縮めるコミュニケーションぐらいの気持ちで、相手に悪いとすら思っていないのではないか」と苦言を呈した。
コメント